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音源紹介(PICK UP) (2014年)

2014年に歴史的音源トップページの音源紹介欄に掲載した記事を載せています。

”国立国会図書館/歴史的音源配信参加館内公開音源”は、国立国会図書館および配信参加館で聴くことができます。     (※ただし音源の公開範囲は変更されている場合があります。)

犬養毅

犬養毅

『演説:新内閣の責務(上)』  犬養毅
※インターネット公開音源※
 

第29代内閣総理大臣、犬養毅が、昭和7(1932)年2月の総選挙に向けて、首相官邸で吹き込んだもの。トーキーやレコードが用いられた選挙であり、犬養は吹込み後、「ずっと前に一度吹込めと勧められたがそんなことは新派の後藤(新平)にやらせた方がいい、とあっさり逃げたが今度は遂につかまった、これも時世時節ぢゃ」と言ったという。この数か月後、五・一五事件で暗殺された。 (2014年11月12日掲載)

田谷力三の写真

田谷力三

『君が姿見し日 歌劇「マルタ」より』
※国立国会図書館/歴史的音源配信参加館内公開音源※
 

オペラが幅広い人々の歓心を呼び、日本で最初のオペラブームというべき社会現象となったのが、「浅草オペラ」である。最盛期は1916(大正5)年ごろからほぼ10年と長くは続かなかったものの、そこでの話題は今でも語り草になっているほどの影響力があった。田谷力三(1899~1988)は浅草で最も人気のあったテノール歌手。その最盛期の歌唱が、フロトー作曲《マルタ》からのアリア<君が姿見し日>で聴ける。――昭和音楽大学・関根礼子氏によるテーマ別音源紹介「日本オペラ史の足跡」から一部を抜粋 (2014年9月9日掲載)

松岡洋右

松岡洋右

 

松岡洋右は、昭和8(1933)年、国際連盟総会に主席全権として派遣され満州国に関する決議案に反対して退場、連盟脱退に至ったことで知られる外交官、政治家。音源は、第2次近衛内閣の外相として昭和15(1940)年9月27日、日独伊三国同盟の締結にあたり放送されたもので、内容は『松岡外相演説集』で読むことができる。 (2014年8月8日掲載)

原信子の写真

原信子

 

三浦環に続いて国際的な活動をした日本人ソプラノ歌手の一人に原信子(1893~1979)がいる。帝国劇場歌劇部、ローヤル館、浅草オペラなどで活動した後、欧米に渡り、1928(昭和3)年からはイタリアのミラノ・スカラ座に日本人として初めて出演した。(中略)この音源ではプッチーニ作曲《ラ・ボエーム》のアリア<みんなが私をミミと呼びます>(私の名はミミ)が原語で歌われており、イタリアにおける原信子最盛期の歌唱を彷彿とさせる。――昭和音楽大学・関根礼子氏によるテーマ別音源紹介「日本オペラ史の足跡」から一部を抜粋 (2014年6月16日掲載)

『車曳』の舞台風景

『車曳』の舞台風景

『車曳 (一)』(歌舞伎劇)
※国立国会図書館/歴史的音源配信参加館内公開音源※
 

カラフルな衣装や隈取り、派手な見得など「菅原伝授手習鑑 車引の場」の舞台は歌舞伎らしさに満ちている。レコードではそんな視覚的な魅力は伝わらないが、少しでも歌舞伎を観たことのある人なら下座音楽や決まり決まりの附け打ちの音で、舞台のイメージを十分膨らませることができよう。――京都市立芸術大学・大西秀紀氏によるテーマ別音源紹介「聴く演劇」から一部を抜粋 (2014年6月2日掲載)

初代春野百合子の写真

初代春野百合子

 

大正から昭和の初めにかけて女流の第一人者の一人として関西、関東で活躍した。舞台に品格があり、美貌と愛嬌は浪曲界一といわれた。美声である上に節づかいやセリフ、口調も達者。迫力のある芸の持ち主。「高田の馬場」は赤穂義士の一人、堀部安兵衛の若き日の物語。――演芸研究家・布目英一氏によるテーマ別音源紹介「レコードによる浪曲の普及」から抜粋 (2014年5月28日掲載)

「天下御用神田祭礼之図」より

「天下御用神田祭礼之図」より

 

神田祭の情景を唄った清元(きよもと)節。開曲は天保10年で、通称「神田祭」と呼ばれる演目だが、本名題(ほんなだい)は「〆能色相図(しめろやれいろのかけごえ)」。
 『(二)祭のなァ』は、「祭のなア、はでな若衆が、勇みに勇み、身姿を揃へて、やれ囃せそれ囃せ」で始まる一節。語りは、『清元集』『清元のしほり』で読むことができる。歴史的音源では、『(一)一歳を』『(三)神や仏を』『(四)森の小鴉』も収録している。 (2014年4月14日掲載)

藤原義江の写真

藤原義江

『独唱:サンタルチア』
※インターネット公開音源※
 

“我等(われら)のテナー”、藤原義江(ふじわら よしえ,1898-1976)による独唱。藤原義江は浅草オペラを経て渡欧。昭和6年にはオペラ・コミック座で『ラ・ボエーム』に出演、海外一流オペラ座での日本人男性主演としては初であったといわれる。藤原歌劇団設立者。歴史的音源では、『月と薔薇(Moonlight and Roses)』『女心の歌(歌劇「リゴレット」より)』 (※いずれも国立国会図書館/歴史的音源配信参加館内公開音源)など、多数収録している。 (2014年3月7日掲載)

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