音源紹介PICKUP

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音源紹介(PICK UP) (2018年)

2018年に歴史的音源トップページの音源紹介欄に掲載した記事を載せています。

”国立国会図書館/歴史的音源配信参加館内公開音源”は、国立国会図書館および配信参加館で聴くことができます。     (※ただし音源の公開範囲は変更されている場合があります。)

西郷隆盛

西郷隆盛

『西郷どん』 唄:春日八郎
※国立国会図書館/歴史的音源配信参加館内公開音源※
 

今年は明治改元から150年。上記は明治維新の立役者、西郷隆盛を歌った歌謡曲である。西郷の激動の生き様、維新における活躍ぶりが「投げたいのちを拾うた世なら 生きて維新の鬼となる」(作詞:大倉芳郎)などと歌われている。歴史的音源には、ともに入水し一人だけ命を落とした月照を悼む西郷作の漢詩の吟詠音源も、「亡友月照十七回忌辰作/偶作」(国立国会図書館/歴史的音源配信参加館内公開音源)の1作目として収録されている。 (2018年5月8日掲載)

吹き込み中の大隈重信

吹き込み中の
大隈重信

 

政治家で、早稲田大学創立者でもある大隈重信による演説録音。大正4年、当時首相であった大隈は、総選挙のためにこのレコードの吹き込みをした。現代のようにメディアの発達していなかった当時、SPレコードは政治家の所信を広く伝える媒体として、実際の演説会などでも再生され、政治においても大きな役割を果たした。当時の新聞には、レコード作成のために吹き込みのラッパに向かって演説をしている礼装の大隈の写真も掲載されている。 (2018年4月5日掲載)

伊福部昭

伊福部昭

『交響譚詩』  作曲:伊福部昭,指揮:山田和男,演奏:東京交響楽団
※国立国会図書館/歴史的音源配信参加館内公開音源※
 

「ゴジラ」などの映画音楽で有名な伊福部昭(1914-2006)が戦時下に発表した管弦楽曲である。1943(昭和18)年8月に日本ビクターが行なった「第二回管弦楽懸賞募集」で第一位に選ばれた。譚詩曲はバラードを意味し、楽曲は第一譚詩と第二譚詩から成る。山田和男(=一雄)は情熱的なリズムと叙情性豊かな指揮で躍動感あふれる生命力を楽曲に与えており、東京交響楽団の演奏技量も1940年代の水準を今に伝えている。――音楽評論家・毛利眞人氏によるテーマ別音源紹介「日本のオーケストラ録音史」から一部を抜粋 (2018年3月5日掲載)

井上園子

井上園子

 

大正15年に近衛秀麿指揮による日本交響楽協会(オーケストラ)との共演でデビューし、「天才少女」と謳われたピアニスト、井上園子による演奏。デビューの後井上は10代半ばでウィーンの国立音楽学校へ留学し、現地の国際音楽コンクールにも出場した。この音源を含め、歴史的音源は井上による録音を「ラ・カムパネラ 上下」(作曲:フランツ・リスト)、「トロイカ」(作曲:チャイコフスキー)など、20点ほど収録している。 (2018年2月5日掲載)

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